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こんにちは、小手毬です。
まだまだ暑い日が続きますが、朝夕は秋の気配を少し感じますね。
秋の花といえば、「彼岸花」ではないでしょうか?
川や田んぼの土手が赤く染まるあの景色は、なんとも言えない妖艶な美しさがありますね。
そこで今回は、愛知県内屈指の彼岸花の群生地である半田市の矢勝川の堤とその周辺で開かれる「ごんの秋まつり 2024」をご紹介いたします。
※ Webページの更新時期により、こちらに記載した内容は現在と異なる場合がございます。
お出掛けの際は、公式サイト等にて最新の情報をご確認ください。
※価格は、すべて税込表記です。
※9月15日:ウォーキングガイドマップと開花情報を追記しました(↓)
9月25日:開花情報を追記しました(↓)
※10月1日:9月30日の矢勝川の彼岸花の様子を追記しました。
※10月4日:10月4日の彼岸花の開花状況を追記しました。
≫ 新美南吉と矢勝川
「ごんぎつね」や「手ぶくろを買いに」、「おぢいさんのランプ」などの作品を残した児童文学作家 新美南吉の生誕の地である愛知県半田市は、市を挙げて新美南吉の世界を盛り上げているのですが、中でも「新美南吉生家」の近くを流れる「矢勝川」周辺は、「ごんぎつね」の舞台であり、今も童話の世界そのままののどかな里山風景が広がり、のんびりと散策するのに最適なエリアとなっています。
≫ 矢勝川の彼岸花
「矢勝川」とその周辺は、代表作「ごんぎつね」の舞台であることから、作品の中の『ひがん花が赤い布のように咲いている』との描写にヒントを得た当時の新美南吉顕彰会広報部長の小栗大造さんの発案で、1990年に多くの地域住民も参加して彼岸花の球根を植えたのが、現在のような美しい彼岸花の群生地の始まりです。
彼岸花が綺麗な花を咲かせるには年間の管理が必要で、その活動は、小栗さんお一人からだんだん増えていき、「矢勝川の環境を守る会」へと発展しました。
「ごんの世界観」を表現しようと地域の人々の手で大切に育てられ、今では300万本以上になりました。
毎年9月下旬ごろになると矢勝川堤の全長約1.5kmにわたって、彼岸花が一斉に花をつけ、一面が真っ赤な絨毯に覆われる幻想的な光景が現れます。
(↑)上の写真は、昨年(2023年)の9月22日(金)に撮ったものです。
この写真は「弘法橋」手前付近のもので、かなり咲いているように見えますが、矢勝川全体を見ると見頃にはまだ少し早かったです。
←「ごんのオブジェ」の辺りは、まだ咲きはじめくらいでした。
矢勝川堤の両側1.5㎞の散策路の中でも、場所によってかなり咲き具合にばらつきがありました。
ちなみに、2022年の見頃は、27日~28日頃だったようです。
【参考:新美南吉顕彰会ホームページ「過去の彼岸花」2022年のページ(2024年9月9日現在:2023年の写真は掲載されていませんでした)】
≫「ごんの秋まつり 2024」
矢勝川の両岸に彼岸花が一斉に咲く様は、本当に見事です。
年々咲く時期が早まっていますが、今年の猛暑がどう影響するのでしょうか。
綺麗に咲いてくれるといいですね!^^
彼岸花開花状況
彼岸花見頃:9月下旬~10月上旬頃
最新の開花情報は、半田市観光協会の公式サイト 「ごんの秋まつり 2024(彼岸花の開花状況)」のページ または、新美南吉顕彰会「ごんの秋まつり」彼岸花開花状況のページ にてご確認ください。
※9月9日現在:上記HPまだ更新されていません。9月中旬頃更新の予定。
※9月15日追記:9月13日に、彼岸花の開花情報が更新されました!(↓)
※9月25日追記(↓)
今年は、開花が遅れていますね!
また、場所によって開花時期にかなり差が出ているので、見頃はバラツキそうです。
イベント概要
◆ごんの秋まつり 2024◆
開催日:2024年9月20日(金)~10月4日(金)
開催場所:新美南吉記念館、矢勝川堤 周辺
所在地:〒475-0966 愛知県半田市岩滑西町1丁目10-1(新美南吉記念館)
駐車場:
【平日】新美南吉記念館駐車場(9:30~17:30)、または、周辺有料駐車場((↓)別項にて詳細記載)をご利用下さい。
※ 会場周辺は駐車場が少ないため、公共交通機関をご利用ください。
【土日祝】臨時駐車場(アイプラザ半田・蔵のまち東P)より、半田観光周遊バス(無料・土日祝のみ運行)をご利用ください。※ 新美南吉記念館駐車場は利用不可(障がい者を除く)
お知らせ 期間中の土日・祝日は新美南吉記念館駐車場が、バスの乗り降りと障がい者専用の駐車場となります。一般車は入場できませんのでご注意ください。周辺有料駐車場をご利用ください。※障がい者の方はご入場時、障がい者手帳をご提示ください。
【半田観光周遊バス】
期 間: 「ごんの秋まつり」期間中の土日祝日
乗車料金: 無料
利用時間: アイプラザ半田(蔵のまち東P) 始発9時~終発16時/新美南吉記念館 始発10時26分~終発17時30分(予定)
※15~20分に1本の間隔で運行されます
順 路: アイプラザ半田(蔵のまち東P)→新美南吉記念館→半田赤レンガ建物(名鉄住吉町駅まで徒歩5分)→アイプラザ半田(蔵のまち東P)
※始発・終発時間は予定です
※彼岸花の開花状況により運行スケジュールが変更される場合があります
詳しくは、半田市観光協会「半田市観光ガイド」「ごんの秋まつり 2024」のページ、または、新美南吉顕彰会「ごんの秋まつり」のページ にてご確認ください。
お問い合わせ:0569-32-3264(半田市観光協会)
公式サイト:半田市観光協会「半田市観光ガイド」「ごんの秋まつり 2024」のページ
新美南吉顕彰会「ごんの秋まつり」のページ
関連企画
◆ハナノヒカリプロジェクト 2024◆
300万本の彼岸花のライトアップが行われます。
ライトアップに合わせて、飲食、縁日、ワークショップなども。
新美南吉記念館近く、ごんの足跡にてキッチンカーが揃います。
開催日:2024年9月27日(金)~29日(日)
開催時間:
■9月27日(金) 10:00~20:30
彼岸花ライトアップ 18:00~20:30 他
■9月28日(土) 10:00~20:30
彼岸花ライトアップ 18:00~20:30
オリジナルお面つくりワークショップ 10:00~17:00
竹灯籠つくりワークショップ 10:00-17:00
オリジナルパン、菓子の販売 10:00~20:30
・半田商業高校 × パンのトラ(うなぎパン)
・半田商業高校 × ミモザ(ケーキ・クッキー)
提灯行列&コスプレ(山車組のお囃子あり)10:00~20:30 他
■9月29日(日) 10:00~20:30
彼岸花ライトアップ 18:00~20:30 他
開催場所:新美南吉記念館周辺
公式サイト:半田市観光協会「半田市観光ガイド」「ハナノヒカリプロジェクト 2024」のページ
◆南吉童話街頭紙芝居屋さん◆
出演: 南吉童話お話の会でんでんむし
開催日時: 9月21日(土)22日(日)23日(月)28日(土)29日(日)
① 10:30~ ② 13:30~
開催場所: 新美南吉記念館 屋外休憩所
◆みんなの南吉展◆
開催日: 9月26日(木)~10月6日(日)
開催場所: クラシティ
◆彼岸花の結婚式と花嫁行列◆
開催日時: ① 9月22日(日) 15:30(予定)~ 花嫁行列を行います
② 9月28日(土) 16:30〜17:30(予定) ※半田商業高校生プロデュースで結婚式と花嫁行列を行います
開催場所: ① 矢勝川堤
② 新美南吉記念館ステージ、矢勝川堤
他、多数の企画が用意されていますよ^^
電車 | 名鉄「名古屋」駅⇒「半田口」駅下車⇒徒歩約10分 |
車 | 【新美南吉記念館】知多半島道路「半田中央IC」より約5分 |
※ 会場周辺は駐車場が少ないため、公共交通機関をご利用ください。
(↑)上の写真は、「新美南吉記念館」近くの観音様のあたりから北側の権現山(「ごんぎつね」の舞台となった山)の方を撮ったものです。
山のふもとに写っているのが「マリモファーム」です。
ここから「矢勝川」の堤までは歩いてすぐですね!
「マリモファーム」は、11月下旬から6月上旬までは、いちご狩りが出来る農園です^^
≫2024年9月30日(月)の彼岸花の開花状況(10月1日追記)
↓以下、追記部分
9月30日(月)9:45頃。曇り。
「ごんの秋まつり」に行ってきました。
9:45頃の時点では、まだ「新美南吉記念館」の駐車場には2/3くらいの空きがありましたよ。
彼岸花は、全体的には2分咲きくらいでしょうか。
場所によって咲き具合にムラがあって、差が激しいです。
残暑の影響で開花が遅れているとの情報の通りでした。
(↓)下の写真は、駐車場から出て信号を渡ってすぐの所にある、売店と「お休み処」の広場の周囲の様子です。
←「お休み処」の北側の斜面が見頃でした。
←「お休み処」の斜面でも西側は、こんな感じで、芽(蕾)ばかりです。
差が激しいですね!
でも、こんなにたくさんの芽が出ているので、一斉に咲き始めるとそれは見事な事でしょう。
(↓)矢勝川の川沿いの様子です。
川の南側は少し咲いてきていますが、対岸はまだ青々としていて少しも咲いていませんでした。
←「ごんのオブジェ」の所の様子です。
正面に権現山が見えます。
周りは、ほんの少し咲いていました。
←すぐ横の「観音様」の所から見る矢勝川です。
ほんの少し赤い所が見えますが、全体的に青々としていますね。
芽はたくさん出ていましたので、来週頃には見頃となるでしょう。
(↓)「田んぼアート」へ向かう途中の様子です。
←「赤いじゅうたん」のフォトスポットの周辺の様子です。
ここは、見頃には、赤い彼岸花で一面見事に染まるので、とても人気のフォトスポットなのですが、この日はまだ1分くらいしか咲いていませんでした。
(↓)「赤いじゅうたん」のスポットの丘を下から見上げた所です。
1~2分咲きくらいでしょうか。
見頃には、この斜面が真っ赤に染まります。
←「お休み処」の売店の様子です。
この日は平日ということもあって、お休みのお店もありましたが、5,6店舗開いていましたよ。
巻きずしとラムネと半田の銘菓を購入しました^^
他に、ちらし寿司やお弁当、みたらし団子、氷、クッキー、お茶、ジュースなどが売られていました。
お店の方も今年は本当に開花が遅くて困惑しておられるようでした。
お店の方によると、売店は、今のところ予定通り4日までということですが、延長するかどうか検討中との事です。
彼岸花の見頃は今週末から来週にかけてだと思うので、延長になれば良いなあと思いますが、簡単なことではないのでしょうね。
残暑の影響がここまでとはと驚きました!
(公式サイトによると、昨日一日でも結構咲き進んだようです。4日までに見頃を迎える所ももっと出て来そうですね!)
≫2024年10月4日(金)の彼岸花の開花状況(追記:10月4日)
↓以下追記部分
10月4日(金)12:50頃 雨、時々激しく降る。
「ごんの秋まつり」公式サイトの情報により、彼岸花がかなり咲き進んだと聞いて、あいにくのお天気の中リベンジしてきました!
場所により見頃となっていて、見応えがありましたよ。
全体的には、7割くらいの咲き具合でしょうか。
もう枯れ始めている所もありましたが、芽が出たばかりの所もありましたよ。
これからもまだまだ咲きますね!
←「お休み処」の脇にも彼岸花がたくさん咲いていました。
9月30日の写真と比べてみると違いが分かります!
←「ごんのオブジェ」から権現山を望むフォトスポットの辺りの様子です。
こちら側の岸は咲いていますが、対岸は青々としていますね。
←「観音様」から矢勝川を望む景色です。
9月30日と比べると、違いがはっきり分かります!
見頃ですね^^
雨の中でもここで写真を撮っている方が何人もいらっしゃいました。
←「赤いじゅうたん」のフォトスポット辺りの様子です。
かなり咲き進みましたね!
これでもまだ6~7分咲きでしょうか。
←「赤いじゅうたん」のスポットの丘を下から見上げた景色です。
9月30日に比べるとかなり見頃に近くなりましたね!
来た甲斐がありました^^
←毎年早めに咲き始める「弘法橋」近くから「お休み処」の方面を見たところの景色です。
ここはまさに見頃でした!
このくらい咲いてくれると、圧巻ですね!
素晴らしかったです。
←売店は、平日のせいか開いているのは2店舗でした。
みたらし団子(1本 80円)とみかん(1盛 800円)を購入。
「ごんの秋まつり」は本日(10/4)までなので、お店の明日以降の予定をお聞きすると、「日曜日までやると聞いています」とのことでした。
「ごんの秋まつり」は、本日終了しました。(一部のお店は日曜日まで延長予定)
明日、明後日の週末に彼岸花の見頃を迎えそうですが、無料のシャトルバスはもう終了しています。
「新美南吉記念館」の駐車場の規制がどうなるのか、公式HPを見ても今のところ情報は出ていませんでした。
週末に車でお出かけになる方は、ご注意ください。
(※ちなみに、「新美南吉記念館」は、毎週月曜日・毎月第2火曜日が定休日です。ご注意ください。)
周辺には有料の民間の駐車場がいくつもございますので、そちらもご検討くださいませ。
名鉄「半田口」駅から徒歩約10分で矢勝川の「ででむし広場」に着きますので、公共交通機関のご利用もご検討くださいね。
≫ まとめ
彼岸花を見に来られる方は、年々増えているように思います。
昨今の気温の変化で花の開花状況が読めなくなっている中で、ますます「新美南吉顕彰会」など矢勝川の環境を守っておられる方々の活動が大変になってきていることでしょう。
ここに来ると、矢勝川を守る活動をされている方だけでなく、半田市民の皆さんの、「ごん」や「新美南吉」、「彼岸花」を大事にする愛する気持ちが伝わってくるので、本当に好きな場所なんです。
今年も綺麗に咲きますように!
皆さんも、是非お出かけください。
🍀2023年の「ごんの秋まつり 2023」の記事は、こちら(↓)をご覧ください。
🍀2023年の「ごんの秋まつり」に出掛けた時のリポートは、こちら(↓)からご覧いただけます。
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