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こんにちは、小手毬です。
春は、心ウキウキ、花々も咲き始め、色々な場所にお出掛けしたくなってきますね。
私は、知多半島が好きで、家族で何度も訪れているので、やはりその地域のご紹介が多くなります。
知多半島は、愛知県西部の名古屋市や豊明市の南に突き出した半島で、西は伊勢湾、東は知多湾・三河湾に挟まれていて、蟹の足の様に渥美半島と向き合っている西側の半島なのです。
潮干狩り・海水浴海岸、彼岸花や河津桜・ひまわりなどの花の名所、「ごんぎつね」の作者新美南吉ゆかりの地、味噌・醤油・酒の老舗の蔵元、知多四国八十八か所など見所がたくさんあるんですよ。
今回は、そんな知多半島の中央部に位置する半田市「HOTORI brunch 2023 Spring」に出掛けた時のリポートをしたいと思います。
≫ 半田市ってどんな所?
まず、半田市ってどんなところ?
半田市は、愛知県西部、名古屋市の南、中部国際空港の東にあり、知多半島の中央部東側に位置しています。
半田市の象徴は、「山車」・「蔵」・「南吉」・「赤レンガ」。
「山車」
春の山車祭りの歴史は古く、300年余の歴史があり、その伝統や文化を現在に受け継いでいます。
なかでも「亀崎潮干祭の山車行事」は、ユネスコ無形文化遺産に登録され、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
また、5年に一度、各地区の山車31輌が勢揃いする「はんだ山車まつり」は50万人もの観客が訪れます。
「蔵」
半田市は、江戸時代に天然の良港に面し海運業が発達し、酒や酢、醤油など醸造文化が花開いた所。
江戸時代よりひらかれた運河(半田運河)により知多半島から江戸や大阪へ、酒や酢、木綿などの特産物が運ばれていました。
今も運河沿いには、繁栄を極めた醸造業の黒板囲いの蔵や、明治初期の豪商邸宅が建ち並び、当時の面影が色濃く残されています。
「南吉」
『ごんぎつね』などで知られる童話作家新美南吉の出身地でもあり、市内には新美南吉記念館や生家などゆかりの場所も多く、記念館周辺には童話にちなんだ花(彼岸花)の名所矢勝川が流れています。
「赤レンガ」
半田赤レンガ建物(旧カブトビール工場)は、明治31年(1898年)、横浜赤レンガ倉庫や日本橋(装飾部)なども手掛けた明治建築界の三巨匠の一人、妻木頼黄の設計により、丸三麦酒(株)のビール工場として誕生しました。
黎明期のビール醸造工場の形をそのまま遺す、現存するレンガ造りの建物として最大級の規模を誇り、国の登録有形文化財、経済産業省の近代化産業遺産に認定されています。
≫ 「HOTORI brunch 2023 Spring」
そんな半田市では、景観行政団体として年間を通して様々なイベントが催されています。
その中の一つ、半田運河のほとり、「蔵のまち」周辺で催されているイベントが、 「HOTORI brunch 」です。
今年は春に3回開催されます。
「HOTORI brunch」は30店舗くらいの少ない出店者さんをゆったりとレイアウトされています。
”半田運河のほとりで、のんびり過ごす” というコンセプトどおり、
穏やかな景観の中、おいしいごはん、身体にやさしいおやつ、芝生の上で聴くLIVE、ワークショップやお買い物など、半田運河のほとりで、水辺を散策しながらのんびりした時間を楽しめるイベントです。
◆「HOTORI brunch 2023 Spring」
開催日:2023年3月19日(日)終了しました、4月9日(日)、5月7日(日)
開催時間:10:00~14:00 ※ 雨天中止
開催場所:蔵のまち公園~MIZKAN MUSEUM周辺の運河沿い
所在地:半田市荒古町2-21(蔵のまち公園)
トイレ:あり
駐車場:半田市役所駐車場
アクセス:
電車 | JR武豊線「半田」駅下車→徒歩約5分。または、名鉄「知多半田」駅下車→徒歩約10分。 |
車 | 知多半島道路「半田中央IC」より約13分。 |
お問い合わせ:0569-32-3264(半田市観光協会)
≫「HOTORI brunch 2023 Spring」リポート(2023年3月19日(日))
3月19日(日)快晴。
この日はじめて、「HOTORI」イベントに行きました。
毎年、「HOTORI」と題して、半田運河のほとり蔵のまち周辺で数々のイベントを企画されているようです。
半田市役所駐車場に車を停めて、歩いて会場に向かいます。
南から北に向かうルートで散策することにして、まずは、「船方橋」を目指します。
「船方橋」を渡り、「蔵のまち公園」に到着。
駐車場からここまで約5分でした。
「蔵のまち公園」の石碑と「HANDA」のオブジェがお出迎え。
大勢の人がピクニック気分で思い思いの楽しみ方を満喫している模様。
(ピクニックシートが置いてあり、自由に使って良いそうです。)
ああ、気持ちがいいな。
この時点でもう”来て良かった”と思いました。
「蔵のまち公園」内には、テントのお店が18店舗。
焼き菓子やコーラなどのお茶とおやつのお店のほか、アクセサリーや雑貨などの個性的なお店が続き、見ているだけで楽しい。
お酢のミツカンが創業の地に設立した体験型博物館「ミツカンミュージアム(MIM)」や「蔵」の前の路上のエリアでは、キッチンカーが並びます。
こちらも個性的なお店ばかり14店舗。
この時、12時頃だったのですが、もう売り切れの商品も!
人気なのですね。季節限定ドーナツ食べてみたかったなあ。
「ミツカンミュージアム(MIM)」や「リトリートキッチン(スムージーやパスタのお店)」など既存のお店や施設も盛り上がっています。
いたるところにベンチや飲食できる席が設けてあるのが嬉しいですね。
本当に皆さん、思い思いのスタイルでくつろいでおられました。
私は、コーヒーのいい香りに誘われて、「アヤキコーヒー」 @ayakicoffee (公式インスタ)さんに並びました。
「アヤキコーヒーブレンド」を注文。
1杯ずつ丁寧に入れてくださる間、おしゃべりしながら待つ時間も楽しいものでした。
甘い香りとコクは深く、苦みはそれほど強くなくスッキリとしたとても飲みやすいコーヒーでした。
美味しくいただきました。
「源兵衛橋」まで来ました。
広い4車線の道路の向こう側に「魚太郎 蔵のまち半田店(現在改装休業中)」と「蔵のまちカフェ」が見えます。
そのまた奥(北側)に、「中埜半六邸・半六庭園」や「国盛 酒の文化館」がありますね。
今回は、そちらまでは足を延ばさずに、「源兵衛橋」から「市役所」を目指して帰りました。
とても楽しくゆったりとした時間を過ごせました。
次回、4月9日(日)は、運河沿いの空に、鯉のぼりが泳ぐそうですよ。
楽しみですね!
≫ 半田の春まつり
「源兵衛橋」から市役所駐車場までの帰り道、路地裏に「山車」が停まっているのが見えました!
見れると思ってなかったので、ラッキーでした!
ああ、「半田の春まつり」が始まったのですね!
半田の春と言えば、山車祭り。
半田市内の各地で、3月18日、19日~5月3日、4日まで(地区によって異なります)、例大祭が開催されます。
300年もの間受け継がれてきた祭りで、総勢31輌(各地区毎に2輌~5輌)の山車が次々登場して勇壮に曳き廻されます。
また、からくり人形や獅子舞などによる妙技といった見所も多くあります。
ここは何地区になるのでしょうかね。
この日、3月19日は乙川地区のお祭りですね
老若男女がワイワイと集う活気ある様子に、山車文化が今もしっかりと受け継がれているのが感じられました。
わあ、いいもの見れました。
ちなみに、2022年は無観客・非公開で行われた「半田亀崎地区の亀崎潮干祭」(ユネスコ無形文化遺産・国指定重要無形民俗文化財・県指定有形民俗文化財)も、2023年は5月3日・4日に例年通りの規模で開催される予定です。
◆半田の春まつり
開催日:2023年3月18日(土)・19日(日)終了しました、4月8日(土)・9日(日)、15日(土)・16日(日)、5月3日(水・祝)・4日(木・祝)
開催場所:半田市内各地【山車10地区+7地区】
所在地:半田市亀崎町2丁目92(亀崎地区 神前神社 ほか)
※ アクセスマップは、代表して、亀崎地区 神前神社を指しています
観覧無料
駐車場:なし
「亀崎地区」へのアクセス:JR東海道本線「名古屋」駅から武豊行き(直通)乗車、「亀崎」下車。徒歩約14分。
お問い合わせ:0569-32-3264(半田市観光協会)
※天候または新型コロナウイルス等の影響により、変更または中止となる場合があります。
※祭礼会場周辺は見物客用の駐車場がないため、半田市公共交通バスなど公共交通機関をご利用ください。
※最新の情報や山車の巡行ルートは半田市観光協会WEBサイト(外部サイトへリンク)をご覧ください。
◆はんだ山車まつり
秋には、5年に一度、市内31輌の山車が集結する勇壮な祭りイベント「はんだ山車まつり」が開催されます。
31輌が織りなす山車絵巻に半田の町は熱い興奮に包まれます。
前回(第八回)は、平成29年10月7日(土曜日)・8日(日曜日)に開催され、約55万人の来場者がありました。
「第九回はんだ山車まつり」は、令和5年(2023年)10月28日(土曜日)・29日(日曜日)に開催予定です。
※詳しくは、半田市公式サイト「はんだ山車まつり」のページにてご確認ください。
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