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こんにちは、小手毬です。
今回は、私の「更年期障害」の体験について書かせていただこうと思います。
それは、今から4年前、私が50代中頃の秋のこと。
ある日、朝からなんだか調子が悪くベッドで横になっていたのですが、いざ起きようした時、頭がクランクランしてフワフワ気持ち悪くてベッドから起きあがれなくなりました。
何の前触れもなく(←気付かなかっただけで本当はあった)突然の事でしたので、何が起こったのかわからず呆然とするばかり。
今思えばこれが私の「更年期障害」を自覚するきっかけとなりました。
しかし、この突然の「不調」が、所謂「更年期障害」だとその時すぐ気が付いたのではなく、気が付くまでにはそれからまだ少し時間がかかりました。
そんなこんなドタバタの私の体験記が、今現在「更年期障害」で苦しんでおられる方の何かのヒントになれば嬉しいです。
≫「更年期」とは
まず、
そもそも「更年期」とはどういう時期の事を言うのでしょうか。
閉経前の5年間と閉経後の5年間とを併せた10年間を「更年期」といいます。
では、「閉経」とはどういう状態のことを言うのでしょうか。
「閉経」とは、卵巣の活動性が次第に消失し、ついに月経が永久に停止した状態をいいます。月経が来ない状態が12か月以上続いた時に、1年前を振り返って閉経としています。日本人の平均閉経年齢は約50歳ですが、個人差が大きく、早い人では40歳台前半、遅い人では50歳台後半に閉経を迎えます。
公益社団法人日本産科婦人科学会より
公益社団法人「日本産科婦人科学会」サイト内「更年期障害」のページでは↑このように記述されています。
≫「更年期障害」とは
では、「更年期障害」とはどういう状態のことを言うのでしょうか。
更年期に現れるさまざまな症状の中で他の病気に伴わないものを「更年期症状」といい、その中でも症状が重く日常生活に支障を来す状態を「更年期障害」と言います。
更年期障害の主な原因は女性ホルモン(エストロゲン)が大きくゆらぎながら低下していくことですが、それに加えて、加齢などの身体的因子、成育歴や性格などの心理的因子、職場や家庭における人間関係などの社会的因子が複合的に関与することで発症すると考えられています。
≫ 主な症状
「更年期障害」には主にどんなものがあるのでしょうか。
「更年期障害」の症状は大きく分けて3種類に分けられます。
①血管の拡張と放熱に関係する症状
ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、発汗など
②その他のさまざまな身体症状
めまい、動悸、胸が締め付けられるような感じ、頭痛、肩こり、腰や背中の痛み、関節の痛み、冷え、しびれ、疲れやすさなど
③精神症状
気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、情緒不安定、不眠など
更年期障害は症状が多彩なことが多いですが、これらが他の病気による症状ではないことを確認する必要がありますので、自己判断はせずに、病院を受診するようにしてくださいね。
≫ 当時の私の症状は?
以上の事を踏まえて、私の症状はどうだったのか、時系列でみていきます。
気付いたきっかけとなった出来事
さて、私が数々の不調に悩んでいたのは、50代中頃のことでした。
集中力が落ちてあまり長く続かず、老眼も進んでパソコンの画面の小さな数字が読みにくくてイライラするし、腰痛持ちですぐ座りたくなりましたが、全部歳のせいだと思っていました(ある意味正しかったのですが)。
けれども、職場では「何でも歳のせいにするな。努力が足らん。」と叱咤され、生真面目に家で勉強し直したりしていました。
そうこうするうちに、左肩や首の左側が痛くなり、頭痛が良く起こるようになり、五十肩かなあと自己判断していたのでした。
そんなある土曜日のこと。
その日は朝からなんだか調子が悪くて、ほとんどベッドで横になっていました。
お昼過ぎ、さて体を起こそうかとした時に、めまいのようなフワフワとした気持ち悪さを感じ、その後激しい頭痛が起きてベッドから起き上がれなくなりました。
しばらくベッドでじっとしていましたが、このままでは埒が明かないと思い、なんとか起き上がってフラフラと洗面所へ。
頭痛は治まらず、吐き気はするけれど吐くわけではなく、とにかく気分が悪いのです。
鏡で自分の顔を確認すると、血の気が引いた青白い顔。
呆然とその場に座り込んだことを思い出します。
土曜日の午後でしたので、やっている病院を調べて娘に連れて行ってもらいました。
とにかくめまいと吐き気が辛かったので、その日は吐き気止めと頭痛薬を処方してもらい、後日かかりつけ医の診療を勧められて帰宅。
なんとか2日間を処方してもらった薬でだましだまし乗り切ったという感じです。
明けて月曜日、私の病院巡りが始まったのでした。
それ「更年期障害」なのでは?~気付くのが難しい人もいる~
その週は、娘と旅行へ行く予定にしていたので数日間のお休みをもらっていて、仕事の段取りをつけることなくすぐに病院を受診することが出来たのは幸運でした。
まず、左の肩と首の左側が特に痛くて我慢できないくらいだったので、頭痛や吐き気もそこから来るのかと思い、整形外科を受診しました。
すぐにCTで検査をすることになり、CTで見る限り脳に異常は認められず、首も取り立てて異常というほどではないがストレートネックであることを指摘され、肩は首とは直接関連するものではなく「所謂五十肩ですね」という診断でした。
けれど、頭痛などの発作が激しいので、念のためMRIを受けてはどうかと促され、予約を入れて、湿布薬と痛み止めの内服薬をもらい帰宅しました。
しかし、その後が大変でした。
元々閉所は苦手でしたが(高所も苦手です)、違う病院でしたが以前MRIを受けたこともあり、予約を入れた時点では何も心配などしていなかったのですが、家に帰ってから気になりだして「どんなMRIの機械なのだろう」と病院のHPで調べたりしました。
すると、横が空いている当時の最新型のMRI機械の紹介が載っていました。
「ああ、これなら大丈夫そう」
そう思った途端にクラクラと気分が悪くなり、パソコンの画面が歪みました。
動悸もし始めて、その夜から寝付けなくなってしまったのです。
2日後にMRIの予約をキャンセルしたのでした。
ここまで来て、私は、心因性もあるのでは?と思い始めていました。
そこでまず、同居している娘に(その頃は夫は単身赴任、息子は別宅で一人暮らしで不在でした)、最近の私の様子でいつもと違うと気が付いたことはなかったか聞いてみました。
これは本当にいいアイデアだったと思います。
自分ではもう何が何だかパニックになっていて分からなくなっていたのです。
などなど、出てくる出てくる(笑)。
内心心配していたのでしょうね。
私が気付かないちょっとした変化にも気づいてくれていました。
それを聞きながら、「そういえば顔が熱くなることは最近何回かあったなあ」と思い出し、それをきっかけに「そういえば」「そういえば」と思い当たることがたくさん出てきました。
これまでは一つ一つ違う体の不調だと捉えていたものが、もしかしたら関連するものだったのかもということに気が付いたのです。
ここでやっと、「更年期障害の可能性もあるのでは?」と思い至ったのでした。
普段元気であまり病気にかかったことのない人なら、年齢のこともあるので「更年期なのでは?」とすぐに気付いたかもしれませんが、元々あちこち不調があってすぐに体調を壊す者にとっては、中々そこに気が付くこと自体が難しい事なのだと思います。
今までは、気になる症状が出たら、その都度、整形外科や耳鼻科、婦人科、内科を受診し症状に合わせた治療を受けて、それなりに回復をしていました。
けれど、当時はあまりに数々の症状がかわるがわる表れては消えるので、あちこちで診てもらうものの、今一つ体調が良くなったと実感できないでいました。
それから、「更年期障害」と気付かなかった一番大きな理由だと思うのですが、
私は、「更年期障害」とは、ホットフラッシュや発汗などもっと限定的な症状をイメージしていたので、こんなに激しい身体症状や精神症状もあるのだということ自体を知らなかったのです。
色々な要因が重なり合って、私の症状の本当の原因に辿り着くまで、少し遠回りをすることになったのですが、今思えばその遠回りは、無駄ではなかったと思っています。
とにかく、私は、ほとんど確信していたのですが、いよいよ婦人科を受診することにしたのでした。
🍀私の「更年期障害」体験記は続きます。
続きは、こちら↓「その2」にアップします。よろしければお読みください。
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