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こんにちは、小手毬です。
秋深まる古都奈良で行われるイベントの一つに、「奈良国立博物館」で開かれる「正倉院展」があります。
また、11月には秋の夜を満喫できる「秋夜の奈良旅2024」も企画されていますね!
今回は、「第76回 正倉院展」を中心に、秋の「奈良公園」&「ならまち」の見所をご紹介します。
※ Webページの更新時期により、こちらに記載した内容は現在と異なる場合がございます。
お出掛けの際は、公式サイト等にて最新の情報をご確認ください。
※価格は、税込表記です。
≫「正倉院展」について
「正倉院宝物」とは、かつて「東大寺」の重要な資材の保管する倉であった「正倉院正倉」に伝来した宝物群の事で、奈良時代の聖武天皇のご遺愛の品々を中心とした天平文化を今に伝える貴重な宝物を今日まで大切に守り伝えられてきました。
その「正倉院宝庫」は、毎年秋に勅封が解かれ宝物の点検が行われ、その時期に合わせて宝物を一般に公開する「正倉院展」が開催されているのです。
およそ9000件にものぼる宝物の中から60件前後が公開されます。
今年(2024年)は、76回目の開催となります。
≫「第76回正倉院展」2024年10月26日(土)~11月11日(月)
第76回正倉院展では、宝物57件(初出陳10件)が公開されます。
— 正倉院展公式ホームページ (@shosointen) September 2, 2024
貴重な宝物をぜひその目でご覧ください。
【会期】10/26(土)~11/11(日)
【会場】#奈良国立博物館
【チケット】9/6(金)午前10時~「日時指定券」販売開始https://t.co/ZJcpgOZO3i pic.twitter.com/kKXiiVRr6R
(↑)X(旧Twitter)正倉院展公式ホームページ @shosointen より
今年の出陳宝物は57件で、そのうち11件は初出陳(模造を含む)の品だそうです。
中でも注目を集めるのは、公式サイトのトップページに掲載されている「黄金瑠璃鈿背中に稜鏡(おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう)七宝細工の鏡」でしょうね。
「正倉院展」の観覧には、事前予約制の「日時指定券」の購入が必要です。
チケットは、ローソンチケット・展覧会オンラインチケットのオンラインサイトか、または、ローソンやミニストップの店舗、CNプレイガイドの電話などで予約・購入できる仕組みです。
日時指定券には、入館指定時間の区分が記載されており、その時間以降1時間以内に入場することになります。
入れ替え制ではないので(退館時間は決まっていない)、自分のペースでゆっくり観ることができますよ。
※チケットについて、詳しくは、公式サイトの「チケット」のページをご覧ください。
(↓)下の写真は、昨年(2023年)の「第75回 正倉院展」の時の様子です。
西新館横の広場内(奈良公園内)には、コインロッカーや無料休憩所や正倉院グッズなどの売店が設けられていました。
正倉院グッズの売店は、東・西新館の中にもありました。
🍀2023年の「正倉院展」についてのリポートは、こちら(↓)でご覧いただけます。
イベント概要
◆奈良国立博物館 特別展「第76回 正倉院展」◆
開催期間:2024年(令和6年)10月26日(土)~11月11日(月)
会場:奈良国立博物館 東新館・西新館
開館時間:8:00~18:00 ※例年とは異なります(金・土・日曜日、祝日は20:00まで)
※入館は閉館の60分前まで
拝観時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:会期中無休
観覧料金(日時指定券):一般 2,000円、高大学生 1,500円、小中生 500円 他
観覧には原則、事前予約制の「日時指定券」の購入が必要(無料対象の方を除く)。
予定販売枚数に達し次第、販売を終了。
「日時指定券」は、当日各時間枠開始時刻まで販売されます。
公式サイト:https://shosoin-ten.jp/
公式アカウント:X(旧Twitter)正倉院展公式ホームページ @shosointen
※その他、詳しくは、公式サイト等にてご確認ください。
◇奈良国立博物館◇ 通常期
所在地:〒630-8213 奈良県奈良市登大路町50番地
TEL/FAX:050-5542-8600(ハローダイヤル) / 0742-26-7218
開館時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合はその翌日。連休の場合は終了後の翌日)、12月28日~1月1日 ※その他、臨時に休館日を変更することがあります。
観覧料金:一般 700円、大学生 350円(高校生以下および18歳未満の方は無料)
駐車場:専用の駐車場はありません。周辺の駐車場をご利用ください。
公式サイト:https://www.narahaku.go.jp/
公式アカウント:X(旧Twitter)@narahaku_PR
≫「秋夜の奈良旅2024」について
古都奈良の秋の夜を満喫できる「秋夜の奈良旅」は、2020年にスタートし、今年で5回目を迎えるイベントです。
世界遺産5社寺(「春日大社」「興福寺」「元興寺」「唐招提寺」「薬師寺」)の夜間特別参拝や若草山からの夕景・夜景観賞などが企画されています。
期間:2024年11月1日~30日 毎週金・土曜日と11月3日(祝)
※開催日時は、社寺により異なります。
※詳しくは、奈良市観光協会「秋夜の奈良旅2024」のページにてご確認ください。
🍀2023年の「秋夜の奈良旅」についてのリポートは、こちら(↓)でご覧いただけます。
≫「奈良公園」の名所紹介
(↓)「奈良公園ウォークマップ」は、「奈良市観光協会」の”パンフレット・マップのダウンロード”のページよりダウンロードできますよ。
「奈良国立博物館」周辺
「奈良国立博物館」は、「東大寺」「興福寺」「春日大社」などに囲まれた「奈良公園」の一角に位置しています。
近鉄「奈良」駅から「奈良国立博物館」に向かって歩いて行くと、「奈良国立博物館」の現在の催し物をお知らせしてくれる大きな案内板が見えて来ます。
さらに行くと、国立博物館の「なら仏像館」があります。
「なら仏像館」は、明治27年(1894)に完成した、奈良で最初の本格的西洋建築です。
明治時代中期の西洋建築として代表的なもので、1969年(昭和44年)に「旧帝国奈良博物館本館」として重要文化財に指定されました。
2010年(平成22年)に「なら仏像館」と名称を変え、仏像専門の展示施設として再スタートしました。
今見ても美しい建物です。
「なら仏像館」の東隣に「東新館・西新館」があります(↓)。
「東新館・西新館」は、毎年「正倉院展」が開かれる所です。
横に長くかなり大きな建物です。
「奈良国立博物館」の周りは「奈良公園」の一部になります。
昨年の「正倉院展」の時期は、奈良公園の紅葉は、まだ始まったばかりというところでした。
それでも大きな欅の木などが赤く染まっていて綺麗でした。
紅葉と鹿の写真を撮ろうとする人も多くいましたよ。
tenki.jpの 「奈良公園の紅葉見頃情報 2024」によると、10月23日現在の奈良公園の紅葉は「色づき始め」だそうです。見頃予想は、10月下旬~ です。
「興福寺」
「奈良国立博物館」の西隣は、世界遺産「興福寺」の敷地に接しています。
「興福寺 五重塔」は、2023年7月から大規模な保存修理工事に入っています。
当面の間、素屋根(工事用の覆屋)に覆われ、「五重塔」の姿は見えなくなっています。
また、工事の期間中は、通路が通行止めになっている箇所もあり、迂回路の指示などお知らせをご確認ください。
なお、工事期間中であっても、「国宝館」や「中金堂」は通常通り拝観可能です。
今年は、11月の全日、「中金堂」の夜間特別拝観が実施されます。
期間:2024年11月1日(金)~11月30日(土)
時間:【日曜~木曜】17:00~19:00(受付終了 18:45)
【金曜・土曜】17:30~20:00(受付終了 19:45)
・「日曜~木曜」は、JR東海ツアーズ「いざいざ奈良キャンペーン興福寺編」として実施。
・「金曜・土曜」は、奈良市観光協会「秋夜の奈良旅2024 興福寺」として実施。
「春日大社」
「奈良国立博物館」のすぐ南には、世界遺産「春日大社」の参道が、「一之鳥居」から「二乃鳥居」を通って「本社本殿」まで続いています。
ここまで来ると、本社本殿はもうすぐそこです。
参道脇には石灯篭がずらっと並んでいて、参拝客を迎えてくれます。
「春日大社本社」の境内には、本殿のお社の他に社務所や「砂ずりの藤」の藤棚などがあり、多くの参拝客で賑わっています。
今年、11月の毎週土曜日には、「御本殿」の夜間特別参拝が行われるほか、御本社回廊内約1,000基の釣灯篭に浄火が灯される万灯篭が行われます。
※詳しくは、奈良市観光協会「秋夜の奈良旅2024 春日大社」のページにてご確認ください。
「東大寺」
「春日大社」の北側には、世界遺産「東大寺」があります。
「東大寺」は、奈良時代創建の代表的な寺院で、平城京に全国の国分寺の中心として建立されました。
境内には、「奈良の大仏さま」として名高い廬舎那仏坐像が安置されている「大仏殿」をはじめ、「法華堂」や「転害門」、「南大門」、「二月堂」といった数多くの国宝建造物が立ち並んでいます。
←この写真は、2016年6月に訪問した時のものです。(秋の写真がなかったのです。すみません。初夏の様子ですね。)
「東大寺大仏殿・春日大社前」のバス停から歩いてすぐの参道入口付近の様子です。
遠くに「若草山」が見えています。
鹿せんべいを買うと、すぐ鹿さん達が寄ってきますよ^^
毎日多くの観光客で賑わっています。
「東大寺」は、境内の敷地が大変広く、たくさんのお堂があり、全部見て回るとかなりの時間がかかります。
また、「大仏殿」・「法華堂」・「戒壇堂」・「東大寺ミュージアム」には、それぞれ入堂料がかかります。
※詳しくは、東大寺公式サイト「拝観時間・拝観料」のページにてご確認ください。
「元興寺」と「ならまち」
奈良町とは、中世以降発展し近世に成立した町々の総称で、奈良のいわゆる旧市街地の大部分と重なります。
現在は、まちづくりのうえで、国道369号を境に北の「奈良きたまち」と南の「ならまち」、また、JR「京終(きょうばて)」駅周辺の3つのエリアにわけられ、それぞれのエリアでまちづくり活動がおこなわれています。
各エリアには、歴史や文化を感じさせる神社仏閣、歴史的な町並み、歴史的建造物を活かした市の施設や飲食店や雑貨店などがあり、観光客にも人気のエリアとなっています。
中でも「ならまち」は大変人気の観光エリアで、その中でも、世界遺産「元興寺(がんごうじ)」の周辺と「新薬師寺」や「志賀直哉旧居」がある「高畑(たかばたけ)」周辺には名所・見所がたくさんあります。
【世界遺産「元興寺」】
前身は6世紀末蘇我馬子によって開かれた法興寺(飛鳥寺)でしたが、平城遷都に伴い現在地に新築移転され、名も「元興寺」と改められました。
かつては南都七大寺の一つとして、東大寺、興福寺と並ぶ大寺院でしたが、平安時代半ば以降次第に衰退して、現在では僧坊の一角が唯一現存しています。
今年は、11月の金曜日・土曜日に、極楽堂(本堂 国宝)の夜間特別参拝と境内のライトアップが行われるほか、通常非公開の禅室(国宝)の扉が解放されます。
※詳しくは、奈良市観光協会「秋夜の奈良旅2024 元興寺」のページにてご確認ください。
【ならまち】(元興寺周辺)
「庚申堂」や「十輪院」などの寺社の他に、古い町屋を活用したカフェや工房、土産物店などが多くあります。
奈良の古い町家は、奥に長いですね。
【ならまち】(高畑周辺)
「春日大社」の南側に位置する高畑周辺は、「新薬師寺」や「百毫寺」などの寺院の他に、土塀が続く小径など散策にうってつけのエリア。
←「志賀直哉旧居」白樺派の文豪、志賀直哉が設計した和洋折衷の邸宅を完全復元。
ここで「暗夜行路」が執筆されました。
武者小路実篤や谷崎潤一郎などの文人画家などが集うようになり、「高畑サロン」と呼ばれていました。
文学ファン、観光客のために一般公開されています。
「志賀直哉旧居」の道を挟んでお隣にあるカフェ『たかばたけ茶論』(↓)は、昨年の「いざいざ奈良キャンペーン 春日大社・高畑編」のCMに登場したカフェです。
『たかばたけ茶論』は、大正時代に建てられた洋館とその周りを囲む土塀は有形登録文化財。
洋画家でもあるオーナーが多くの文化人が集った「高畑サロン」の復活を願って、自宅の一部を開放したものです。
🍀昨年のものになりますが、「春日大社」や「ならまち」散策についてのリポートは、こちら(↓)でご覧いただけます。
≫アクセス
「奈良国立博物館」
電車 | 近鉄「奈良」駅⇒東へ徒歩約15分。または、市内循環バス外回り「氷室神社・国立博物館」下車すぐ。 JR「奈良」駅⇒市内循環バス外回り「氷室神社・国立博物館」下車すぐ |
車 | 【名古屋方面から】西名阪自動車道「天理IC」から国道169号線を北へ約15分。 |
≫まとめ
奈良は、何度行っても発見があります。
特に秋は見所満載ですね!
歴史の重みと新しい文化を取り入れようとする力強さがあります。
またゆっくり訪れたいと思います。
本記事が、皆様の旅のご参考になれば幸いです。
🍀昨年のものになりますが、奈良旅のリポートをどうぞご覧くださいませ。(↓)
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