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こんにちは、小手毬です。
皆さんは、お墓のこと考えていますか?
私は、40代後半から考え始め、50代半ばに、夫婦で入る納骨堂を購入しました。
購入を決めるまでには、本当にいろいろ考え、悩み、たくさん調べました。
お墓の購入に悩む方は、年々増えているのでしょう。
また、先祖代々のお墓の継承についてや墓じまいに悩んでいる方もおられるでしょう。
NHKの『あさイチ』でもお墓情報が取り上げられました。
今回は、2025年1月28日(火)放送の『あさイチ』ツイQ楽ワザ「ここまで来た!令和のお墓」の回の中で紹介された多様化するお墓の最新情報と、お墓を購入する時のポイントについてまとめます。
※詳しくは、見逃し配信「NHKプラス」にて当該番組放送をご覧ください。(放送後1週間、無料配信されています。)
≫多様化するお墓のかたち
番組では、昨年(2024年)にお墓を購入した人の内訳が紹介されましたが、それによると、一般墓=21.8% 樹木葬=48.7% 納骨堂=19.9% その他=9.5% となっているそうです。(データ:鎌倉新書 第15回お墓の消費者全国実態調査 2024年 インターネット調査)
(※↑ 全部足しても100%になりませんが、番組の内容をそのまま書きました)
これを見て驚いたのですが、樹木葬を選んだ方が半数近くおられるということですね。
最近、家族の形が変わってくると同時にお墓との向き合い方も変わってきているという実感はありましたが、まさかここまでとは思いませんでした。
”お墓は子孫に継承するもの”という考え方から変化して、”子供や親族に負担をかけたくない”と考える人が増えているということですね。
従来のお墓とその他のお墓の費用やメリットなどを比較してみましょう。
従来のお墓 | 納骨堂 | 樹木葬 | 海洋散骨 | |
料金 | 約150万円 | 約80万円 | 約60万円 | 10~30万円 |
継承 | あり | △ | なし | なし |
メリット | 先祖と一緒に入れる | ・室内が多く天候に左右されにくい ・改葬しやすい ↓ 気軽に思い立った時にお墓参りができる | 開放的な環境 ↓ ・狭く感じない ・墓石がない分安い | 自然にかえることができる |
上の表のように、従来のお墓にはその良さがありますし、その他のお墓にも費用や本人・遺族のニーズの実現という面においての良さがありますね!
選択の幅が広がったということはとても良いことだと思います。
≫樹木葬について
樹木葬とは、シンボルツリーの周りに遺骨を埋葬すること。
個人や夫婦で入ることが一般的で、基本的には一代限りのお墓です。
従来のお墓は遺族が管理しますが、樹木葬の場合は供養や管理は施設が行うので引き継ぎの心配はありません。
費用は、約60万円。従来のお墓よりも安価です。
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ガーデニング葬
樹木葬から派生して、ガーデニング葬というものが登場したようです。
樹木葬は基本的には個人や夫婦単位で入るものですが、ガーデニング葬は家族で利用したいというお客様のニーズに応えたもの。
花に囲まれて1つ1つのお墓として埋葬されています。
番組内で紹介された静岡県藤枝市の霊園では、骨つぼは4つ収納可能で、81万円~になっていました。(※大きさによります)
花壇葬
もっと気軽に花に囲まれた中で眠りたいという方には、墓石も置かないタイプの花壇葬というものが紹介されていました。
墓標がないので非常に安価に埋葬できます。(費用は20万円)
こちらの霊園(ガーデニング葬で紹介された霊園と同じ所)では、遺骨は紙の筒に入れて埋葬するそうです。(紙は自然にかえるものを使っているそうですよ)
花壇にはプレートがはめ込んであり、故人の名前と共にある二次元コードをスマホで読み込むと専用のページに移動でき、故人へのメッセージを親戚や友人と共有することができるサービスが紹介されていました!
色々技術が進んでいてビックリですね!
皆でまとまってお墓参りに来るのではなく、個人個人が好きな時に来て、その記録を残したいというニーズがあるそうです。
今は皆忙しく、予定を合わせるのは大変なのでしょう。
森林埋葬
森林埋葬は、まだ新しいサービスで、番組で紹介されたのは、大阪の能勢町にある日蓮宗霊場 能勢妙見山さんが管理する森林でした。
2年前に始められたそうです。
運営会社の小池友紀さんによると、このサービスを始めたきっかけは、お母様の「木が枯れるように人も自然にかえれるといいよね」という言葉。
そこで土地を貸してくださる所を探すところから始めて、所有する森林の管理に悩んでいたこちらのお寺さんに辿り着いたとのこと。
森林埋葬ができる所は、日本ではまだ数は少ないということでした。
こちらでの費用は、48万円でした。
≫レンタル墓
レンタル墓とは、見た目は一般墓と同じで、使われる方に期間を決めて貸しているというもの。
番組内で紹介された神奈川県横浜市の海蔵院 住職 中村重和さんによると、こちらのレンタル墓は、中心にはめ込んである黒い石の札の部分が取り外し可能になっていて、契約期間が終了すると変更することができるもの。
このサービスを開始した理由は、子供に負担をかけたくないといってもいきなり散骨するのはとても寂しいという方がおられる⇒一定期間お墓にお骨のまま安置して、その後時期をみて合祀していくという選択肢があればいいのでないか、という思いからだそうです。
確かに散骨してしまうと遺骨が手元になくなってしまうので、すぐには踏み切れないという方もおられるでしょうね。
費用は、127万円(※海蔵院にて 10年契約の場合)。
一般的なお墓は、約150万円するので少し抑えられます。
もう少し手軽なものとして、ロッカー式のレンタル墓も紹介されていました。
骨つぼをロッカー式の墓石に入れるタイプのものです。
こちらは10年契約で67万円だそうです。
≫納骨堂
納骨堂のメリットは、なんといっても室内に設けられていることが多いという点ですね。
年配の方や体が不自由な方でも行きやすく、天候に左右されないで、思い立った時にいつでもお参りできるというのはとてもいいです。
改葬もしやすいので、先祖の墓じまいをする時にも選びやすいですね。
墓石がない分費用も抑えられて、約80万円です。
≫海洋散骨
番組内では、海洋散骨の体験クルーズを取材されていました。
最近増えてきているようです。
文字通り自然にかえるということですね。
全部を散骨する方、一部を散骨し一部を手元に残す方、いろいろなパターンがあるようです。
費用は、10万~30万円と、幅がありますね。
ニーズに合わせて変わってくるのでしょう。
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≫まとめ
一口にお墓といっても、このように多様な種類があります。
特に、これからお墓を購入する方や先祖のお墓の墓じまいを考えている方にとっては、本当に悩める問題です。
私がお墓のことを考え始めたのは、50代に入る少し前でした。
夫の定年が迫ってきて色々と整理するタイミングでした。
お墓のことを考えたり調べたりするのは、早すぎたら良くないということはありません。
私自身は、両親の急遽による諸々の混乱から、前もって考えておくことの大切さを思い知りました。
それに、自分が老いてしまってからでは、頭も働かないし、体も動かず、思い通りの終活ができません。
お墓のことを考えることは、自分の生き方を考えることに繋がりますね。
皆さんもじっくりと考えて、納得がいく方法を探してみてください。
本記事が皆様のご参考になれば幸いです。
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