ノスタルジックな街並みに癒される~(愛知)常滑市「やきもの散歩道」

「常滑やきもの散歩道」アイキャッチ画像 趣味・おでかけ

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小手毬
小手毬

こんにちは、小手毬です。

愛知県常滑市の「やきもの散歩道」をご存知ですか?

とってもノスタルジックでフォトジェニックな素敵な焼き物の町なんですよ!

古い街並みばかりでなく、最近は古民家を利用したおしゃれなお店もできてきました。

名古屋から名鉄特急を使うと約40分。

車だと有料道路を使って、これまた約40分で行けるというアクセスの良さ。

小手毬
小手毬

今回は、そんな常滑「やきもの散歩道」の魅力をご紹介します!

※ Webページの更新時期により、こちらに記載した内容は現在と異なる場合がございます。
お出掛けの際は、公式サイト等にて最新の情報をご確認ください。

観光客の皆さんへお願い

・「やきもの散歩道」は生活道路です。住民の方もいらっしゃるので、大声での会話はご遠慮ください。

・個人の家をのぞいたり、敷地内に入らないでください。

・ごみは各自でお持ち帰りください。

・「やきもの散歩道」Aコース内の道は車両の通行はご遠慮ください。

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≫常滑「やきもの散歩道」とは

「やきもの散歩道」がある常滑市は、愛知県の知多半島西岸の中央部に位置し、西側は伊勢湾に面していて、伊勢湾の海上埋立地には中部国際空港(セントレア)があります。

窯業が伝統産業であり、朱泥焼の急須で有名になった常滑焼は、日本六古窯の一つに数えられ、旧市街にレンガ煙突が点在するなど古くから窯業で栄えた歴史ある街並みが、今も多く残っています。

そのため、焼き物マニアだけでなく、写真愛好家にも人気があります。

現在では、伝統の作品だけでなく、新しい作品を作る作家や職人が住み、おしゃれなカフェやギャラリー、こだわりの雑貨の店も増え、人気の観光スポットになっています。

「やきもの散歩道」とは、そんな常滑焼の町を、常滑駅から徒歩で5~10分の陶磁器会館をスタート地点に、小高い丘を歩く散策コースとして整備されたものです。

「やきもの散歩道」マップ
「やきもの散歩道」マップ拡大図

↑の「やきもの散歩道マップ」は、常滑駅前にある観光案内所「常滑市観光プラザ」、または、「常滑市陶磁器会館」にて手に入れることが出来ますよ^^

また、常滑観光協会公式サイト「とこなめ観光ナビ」やきもの散歩道のページからマップをダウンロードすることもできます。

「やきもの散歩道」Aコース

1周1.6㎞。所要時間約1時間の散策コース。

レンガ造りの煙突や窯、黒壁の工場、陶器の廃材利用の坂道など、独特の雰囲気と歴史を伝える空間に癒されます。

「やきもの散歩道」Bコース

1周4㎞。所要時間約2時間30分のコース。

「INAXライブミュージアム」や「とこなめ陶の森資料館」など見学施設が盛りだくさんのコースになっています。

基本情報

「やきもの散歩道」

所在地:常滑市栄町3-8(常滑市陶磁器会館)

料金:散策無料 ※廻船問屋瀧田家は入場200円(中学生以下無料)

営業日・時間:散策自由

定休日:無休 ※ 施設により定休日あり

トイレ:あり

駐車場:・やきもの散歩道駐車場 乗用車約45台 8時間/1区画300円
    ・陶磁器会館駐車場 乗用車約40台 土日祝/乗用車500円 二輪車300円
    ※ 一木橋南バス専用駐車場はバス専用(要予約)

アクセス:

電車名鉄「名古屋」駅→名鉄「常滑」駅下車→徒歩約5分
知多半島道路→セントレアライン(知多横断道路)「常滑IC」で降りる→約5分

お問い合わせ:0569-34-8888((一社)とこなめ観光協会)

≫「やきもの散歩道」Aコース リポート(2023年6月17日(土))

この日は、6月だというのに気温が30℃にまで上がりとても暑かったのですが、カラッとした快晴のお天気でドライブ日和でした。

「やきもの散歩道」のAコース巡りと大好きなパン屋さん「パン工房 風舎」がお目当てのお出掛けです^^

「やきもの散歩道駐車場」

「やきもの駐車場」の様子
「やきもの駐車場」の券売機

私は、「陶磁器会館」の方ではなくて、「やきもの散歩道駐車場」(約45台分の広さ)に停めました。

道の向かいに「バロー(Valor)」というスーパーがあるのが目印ですね。

土曜日の11時頃の到着時に、6割くらい停まってましたよ。

「やきもの駐車場」の券売機

駐車場の使い方は、前払いで、8時間300円。

駐車券を購入後、車のダッシュボードの見える所に置いておくスタイルです。

「やきもの散歩道」には、至る所に道案内の看板が立っていて、「やきもの散歩道マップ」と連動していて、その通りに進むと迷路のようになっている路地もスムーズに歩くことが出来ます。

「やきもの散歩道駐車場」のそばは、マップで見るとAコース⑲番になっています。

まず、「パン工房 風舎」のある「暮布土(くらふと)屋通り」の⑳番を目指します。

「やきもの散歩道」の案内板
「光明寺」前の石段

←この写真は、「光明寺」前の石段です。

緑がうっそうとしていて、なんだかジブリの世界に出てきそうですね!

「グラスワークス・楽」の外観
「グラスワークス・楽」の看板

↑は、手作りガラス工芸品の製造販売の工房「グラスワークス・楽」さんです。

予約すれば、吹きガラス体験ができますよ。
(※お問い合わせは、「グラスワークス・楽」HPまで)

グラスワークス・楽

住所:〒479-0836 愛知県常滑市栄町3-128

電話番号・FAX:0569-35-5992

営業時間:10:00~17:00

定休日:木曜日(祝日の場合振替)

駐車場:あり(2台分)

外部リンク:「グラスワークス・楽」HP

このように素敵な工房や窯元が点在しているのが、「やきもの散歩道」の魅力ですね!

「角山陶苑」の外観
「晴光」の外観

各窯元で陶芸教室など開かれています。

「とこなめ観光ナビ」”体験”のページ にて紹介されているのでチェックしてみてくださいね^^

レンガ煙突

もう使われなくなったレンガの煙突も点在しています。

「暮布土(くらふと)屋通り」

「暮布土屋通り」を遠くから見たところ
「暮布土屋通り」の入り口
「暮布土屋通り」の案内図

大きなレンガの煙突と暮布土(くらふと)屋通りの入り口にいるシーサー(?狛犬?)が見えてきました。(「やきもの散歩道マップ」の⑳番の所です)

「暮布土屋通り」は、倒焔式角窯(とうえんしきかくがま)跡をシンボルに、何軒かのお店が並んでいる通りで、昔の工房をお店に仕立てて、食事、パン、生活雑貨などが商われています。

屋号の「暮布土」は、「クラフト」の音写で、「手仕事」のほど良さを大切にしたいという願いを込めて名付けられたそうです。

ここに来るといつもワクワクします!

倒焔式角窯のレンガ壁とパラソル
倒焔式角窯の説明版
倒焔式角窯の出入り口

「暮布土屋通り」に入ると、大きなレンガ造りの窯が目に入ります。

今はもう使われていませんが、昭和47年までは使用されていたんですね。

歴史を感じますね!

レンガの窯の所から表の広い通り(車道)に目をやると、お店が連なっているのが見えます。

この日はとても日差しが強かったので、写真では暗く見えますが、静かな風情のある素敵な通りです。

「暮布土屋通り」
「暮布土屋通り」
「暮布土屋通り」

←これは、車道側(反対側)から「暮布土屋通り」を見たところ。

奥に、レンガ造りの窯が見えていますね。

セレクトショップ「STUDIO 35」のカゴ
セレクトショップ「STUDIO 35」外観

このように小さくて素敵なお店が軒を連ねます。

※暮布土屋通りについて、詳しくは、「暮布土屋通り Kurafutoya のご案内」のページ をご覧ください。

人気のパン屋さん「パン工房 風舎」

さてさて、まずは、お目当てのパン屋さん「パン工房 風舎」に入ります。

「パン工房 風舎」ののれん
「パン工房 風舎」外観

ちょっと間が空いてしまって久しぶりに来ましたが、ここのパン大好きなんですよ。

「パン工房 風舎」の食パン
「パン工房 風舎」の白パンなど

パン粉をはじめ素材を吟味して作られたパンの数々。

もっちりとしていてどれも大変美味しいです◎

この時点で、11時半頃でしたので、どんどんたくさん焼きあがっている所でした。

小手毬
小手毬

たくさんの種類が焼きあがっていてラッキーでした^^

🍀「パン工房 風舎」について、詳しくは、こちら↓の記事をご覧ください。

パン工房 風舎

住所:〒479-0836 愛知県常滑市栄町3-90

電話番号:0569-34-8833

営業時間:11:00~17:00

定休日:火曜定休(祝日の場合は営業)

駐車場:あり(近くの暮布土屋通り駐車場を利用する)

外部リンク:パン工房 風舎 Instagram @fusha_tokoname)

ランチは、うどん・甘味「侘助」へ

同じく、暮布土屋通りにある、うどん・甘味 「侘助」さんでお昼をいただきました。

「うどん・甘味 侘助」外観
「うどん・甘味 侘助」メニューの看板

お店の中はこんな感じで、とってもレトロで素敵です。

食器類は、常滑焼だそうです。

常滑焼のコップ
「うどん・甘味 侘助」の店内

一緒に行った娘は、人気の「土鍋カレーうどん」を、私は、「おぼろ昆布と巾着のうどん」を注文。

「土鍋カレーうどん」
おぼろ昆布と巾着のうどん

まだ12時前だったからか、そんなに待ちませんでしたよ。

小手毬
小手毬

10分ちょっとだったかな?

🍀「侘助」について詳しくは、こちら↓の記事にてご覧いただけます^^

うどん・甘味 侘助

住所:〒479-0836 愛知県常滑市栄町3-89

電話番号:0569-34-7169

営業時間:11:00~17:00(LO. 16:40)

定休日:火曜定休(祝日の場合は営業,翌日お休み) 年末年始 月に1度臨時休業日あり

駐車場:あり(近くの暮布土屋通り駐車場を利用する)

外部リンク:侘助 Instagram(@wabisuke_tknm)

常滑牛乳 売店

いただきたかったのは、暮布土屋通りの売店の「常滑牛乳」でした!

「常滑牛乳」は、知多半島で唯一の牛乳メーカーで、搾った生乳をその日のうちに比較的低めの85度でゆっくり殺菌し翌日には出荷するのだそう。

「常滑牛乳」売店外観
「常滑牛乳」売店の店員さんとアイスクリーム他

爽やかなお兄さんが、お仕事中のところ(了解を得て)パチリと撮らせていただきました!(多謝)

「常滑牛乳」のアイスクリームにも目移りしそうでしたが、ここの広場に来た時から気になっていた、瓶のコーヒー牛乳を注文!

「常滑牛乳」売店のコーヒー牛乳2本

これこれ!瓶の!冷えたやつ!

「牛乳」と迷いましたが、今回は二人共「コーヒー牛乳」にしました。(250円)

瓶のフォルムがまたいいですよね。

レトロでおしゃれで。

紙の蓋が懐かしいです!^^

お店の前のテーブルでいただきました。

売店の前は、広場になっていて、いくつかガーデンテーブルが置いてあります。

向こうに、パンを購入した「風舎」も見えますね。

広場のガーデンテーブル

さて、お味ですが、濃厚なのにスッキリしていて、なんだか懐かしい味の「コーヒー牛乳」!

とっても甘くて美味しかったです◎

※「常滑牛乳」は、ジブリパークの「ミルクスタンド シベリ❆あん」でも取り扱っていますね!

ジブリパークでは、「牛乳」のみ。

オリジナルデザインの瓶で提供ということで、かわいい猫の絵「猫かぶり姫」がデザインされているそうです。

陶磁器会館

さて、暮布土屋通りを後にして、マップの①番「陶磁器会館」を目指します。

「常滑市陶磁器会館」石碑
「常滑市陶磁器会館」入り口
「常滑市陶磁器会館」案内板

ここが「常滑市陶磁器会館」です。

「やきもの散歩道マップ」のAコース①番、出発点ですね!

建物内でマップを手に入れることができます。

常滑焼の展示即売もやってます。

「常滑市陶磁器会館」前幹線道路

常滑駅の方に向かって、幹線道路沿いをパシャリ!

「陶磁器会館」前の郵便ポストの上には、なんとも可愛らしいバイクにまたがる配達員の猫(?)さんが!

このオブジェも焼き物です。

「常滑市陶磁器会館」前郵便ポストのオブジェ
「常滑市陶磁器会館」駐車場案内板

「陶磁器会館」駐車場は、土・日・祝日は有料となります。

前払い制で、乗用車500円、バイク300円。

広さは、約40台分です。

常滑市陶磁器会館

住所:〒479-0836 愛知県常滑市栄町3-8

電話番号:0569-35-2033

営業時間:9:00~17:00

定休日:年中無休(年末年始を除く)

駐車場:土・日・祝 有料(約40台分)

「土管坂」

「陶磁器会館」からは、マップの順番通りに進み、「土管坂」を目指しました。

「やきもの散歩道」案内板
古い窯
「急須猫」のオブジェ
「焼もの散歩道」の案内板

「散歩道」の途中に、やきものの色んな仕掛けがあり、探して歩くのも楽しいですね!

「土管坂」へ向かう途中に有名な「廻船問屋瀧田家」がありますが、今回は時間の都合で訪問しませんでした。

「土管坂」案内板
「土管坂」プレート

「土管坂」に着きました!

「土管坂」の風景
「土管坂」右側の壁
「土管坂」左側の壁

異世界のようですね。

「土管坂」は、「やきもの散歩道」を代表する風景の一つで、明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶が左右の壁面にびっしりと埋めてあります。

坂道には、「ケサワ」という土管の焼成時に使用した捨て輪の廃材を敷き詰めて、滑らず歩けるように工夫されています。

かなり急な坂道です。

「土管坂休憩所」

「土管坂休憩所」外観
「土管坂休憩所」入り口

「土管坂」の中腹あたりに、「土管坂休憩所」があります。

「土管坂休憩所」の庭から見渡す常滑の町
「土管坂休憩所」の庭から見渡す常滑の町

常滑の町を見渡せますね!

「土管坂休憩所」は、「招き猫絵付け体験」をはじめ「やきもの散歩道」の観光情報を得ることができます。

パンフレットやマップが手に入ります。

「常滑牛乳」のアイスクリームや冷たい飲み物、地元のお土産なども購入できます。

小手毬
小手毬

おっ!ここでも「常滑牛乳」ですね!

また、常滑焼の展示販売だけでなく、「やきもの散歩道」内の個性的なやきもの専門店の紹介や辿り着けるように案内もしてくださるそうですよ!

常滑市内のトイレメーカー「Janis」、「LIXIL」、「TOTO」の3社によって作られた「蔵のトイレ」が併設されています。

「やきもの散歩道」は、主に丘の上に構成されているので、疲れたら是非立ち寄ってみてください^^

「土管坂休憩所」の庭
「土管坂休憩所」の「陶芸教室案内板

土管坂休憩所

住所:〒479-0836 愛知県常滑市栄町4-120

電話番号:0569-77-6012 FAX:0569-77-6012

営業時間:10:00〜16:00

定休日:年末年始

駐車場:「やきもの散歩道駐車場」を利用する

外部リンク:「土管坂休憩所」HP

今回は、「登窯」の方へは行かず、「土管坂休憩所」から「光明寺」方面へ抜けて、「やきもの駐車場」に戻りました。

滞在時間は、約2時間半でした。

≫Aコースのその他の見どころ

「廻船問屋 瀧田家」

江戸時代から明治時代にかけて廻船業を営んでいた「瀧田家」の住宅です。

1850年頃に建築された建物を復元・整備して公開しています。

入場:200円(中学生以下は無料)

詳しい情報は、「とこなめ観光ナビ」”廻船問屋 瀧田家”のページ にてご確認ください。

「登窯」(陶栄窯)

「やきもの散歩道」にある「登窯」は、1887年(明治20年)頃に築かれた窯で、1974年(昭和49年)まで使用され、日本で現存する登窯としては最大級の大きさです。

1982年(昭和57年)に国の重要有形民俗文化財に指定され、2007年(平成19年)には近代化産業遺産に認定されました。

「登窯広場展示工房館」

館内に「両面焚倒焔式角窯(りょうめんだきとうえんしきかくがま)」が保存展示されています。

2階は作品販売コーナーと陶芸教室があり、やきもの絵付け体験が気軽に楽しめます。

詳しい情報は、「とこなめ観光ナビ」”登窯広場展示工房館”のページ にてご確認ください。

「とこにゃん」と「とこなめ招き猫通り」

名鉄「常滑駅」から東の「陶磁器会館」に向かう道路沿いのコンクリート壁に、「巨大招き猫 とこにゃん」、「御利益陶製招き猫」39体、「本物そっくりの猫」11体があり「招き猫通り」の名で親しまれています。

電車で来られた方は、この「とこにゃん」と「招き猫通り」を目印にお越しください。

≫おわりに

いかがでしたか?

ここでご紹介しきれなかったフォトジェニックな素敵スポットもおしゃれなお店もまだまだたくさんあります。

機会があれば、是非訪れてみてくださいね。

お出掛けの参考になれば幸いです。

以上、常滑「やきもの散歩道」のご紹介でした。

小手毬
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